ビジネスマンのイメージ

本当のキャリア、財産とは何か?

このサイトでは、日本社会の未来を、労働力という観点から考えていきたいと思います。超高齢化社会の入り口を潜った現在の日本ではあらゆるところからその影響が表れ始めているのを確認することが出来ます。安倍政権は「一億総活躍」というスローガンを掲げ、少子高齢化の時代になっても、生産性や経済力を落とすことなく、この社会の安定化を目指していこうと舵を切りました。コンセプトは素晴らしいと感じます。

それでは、私たち国民は一体どんなアクションを起こしていけばいいのでしょうか?少子化に加えて、家庭環境の悪化、教育機関のあらゆる問題がある中で、どのように日本の将来を担う若者を育成していけばいいのでしょうか?それはこの課題を一言で言い表すならば、「キャリア育成」という言葉で表現できるかもしれません。

若者がキャリア形成する中で、最も大切なのはやはりファーストキャリア(初めての就職などの社会参加)を成功させ、一人一人を大切に育てていくことであるのは言うまでもありません。しかし、現代は終身雇用が破たんしている時代で、若者も3年と経たないうちに転職をしてしまうことが珍しくありません。

そういった時代に社会全体が適応していくためには、若者がファーストキャリアの形成に失敗してもフォローアップできる体制が必要です。その人が持つキャリアをトレーディング(転換)する、つまりいかに上手く次の再就職に結びつけるのかが重要なのです。

そういった時代のニーズをフォローするためにファーストキャリアトレーディングのような転職支援、就職支援を行う企業が活躍していかなければなりません。

話しを事業継承問題へと移しましょう。高度経済成長期を支えてきた現在の団塊の世代が続々と定年を迎え始めておりますが、その偉大な先人たちが築いてきたあらゆる事業、そして知恵を社会としてどのようにして継承していけばいいのでしょうか?

貧富の差、格差の問題も考えてみる必要があると思います。そこには社会不安や老後への心配など、財産をなるべく集め、自分の元に蓄積しておこうとする人間の自己防衛本能の現れを見ることができます。しかし、格差が広がり過ぎて、社会の基盤そのものが不安定になってしまうならば、果たして、財産を蓄えておく意味と価値がどれほど残されているでしょうか?

水滴のイメージ

水は滞留し動かないでいると、水に含まれている僅かな微生物や細菌が繁殖して、いわゆる「死水(しすい)」になると言われています。しかし、循環しているならその細菌などの繁殖を抑えて、「健全な水」としての機能を持ち続けるのだそうです。お金や経済なども同じで、自分の手元から離れていくこと、貯金額が減ることに不安を覚える方も多いかもしれませんが、実は私たちがあらゆる消費活動を行うことでお金が社会の中で循環し、社会全体が潤っていくのです。そして社会全体が潤うことは、私たち一人ひとりの生活の質が良くなるということにつながるのです。実に逆説的な話しではありますが、古来からのあらゆる格言や宗教、成功モデルを学ぶと、そのようなことを言っている人、書物に沢山出会うことができます。

また、若い世代のキャリア形成という観点からも積極的に考えていく必要があります。キャリアの形成はすなわち、社会の経済力につながり、日本の大きな資産となっていくからです。今日では個人のキャリアに特化したビジネスを展開する企業も非常に多くなっており、その市場も非常に活性化しております。若い世代ももちろんですが、そのような企業を上手に活用し、日本の一億総活躍に拍車をかけていくことに期待が寄せられます。

このサイトでは、上記のような現状に対して具体的な提案をしつつ、いくつかのテーマに分けて記事を書いていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。